パターを選ぶ前にお読みください

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パターを選ぶ前にお読みください。

パッティングは、ゴルファーそれぞれの個性そのものです。
パターを選ぶとき、何に重点を置いてパターを探しますか？
スコアに直結するパター選びは、プロ・アマチュアを問わず、ゴルファーにとって特別な選択をすることです。
自分に合ったパターは、使い手が「快適に使用できている」と実感できるか、「不具合を何も感じない」ものです。

自分に合ったパターを見つけ出すためには、無数にあるパターを分類し、本当にテストすべき数本に絞り込む必要があります。
本当にテストすべき数本に絞り込むための ポイントを４つご紹介いたします。

１．自分のストロークに合っているか？

まずは、自分のストロークを大きく2つに分類します。
弧を描くストローク：
テイクバックで開いたフェースをスクエアに戻して、インパクト後にフェースを閉じていくパッティング。
トゥバランスかトゥ・ヒールバランスのパターを選んでください。

真直ぐ直線的なストローク：
テイクバック時もインパクト後のフォロー時も、フェースの開閉が少ないパッティング。
イメージでストロークする場合は、フェースバランスのパターを選んでください。

２．クラブの長さ

アドレスした際に、打ち出すラインに対して正しくセットアップできる長さであることが大切です。
ボールを真上からアドレスで見ることの出来る長さを選ぶ必要があります。
あなたの体格とアドレスに合わせた長さになるため、身長の高さだけで長さを選ぶことは出来ません。

ゴルファーはそれぞれ、身体を安定させることの出来る肘の位置を持っています。

もっともパターの長さが短い、肘と肘の間隔が首幅になるタイプ。
次に短いパターが適する肘と肘が、股関節の幅と同じ間隔になるタイプ。
やや長めのパターが適するのは、肘が身体の外側、体側に沿うタイプ。
もっとも適するパターの長さが長いのは、肘が体側より広くなるタイプ。
このように、大きく4つタイプに分かれます。
より安定してストロークできる肘の位置が決まれば、ボールを真上から見ることのできるパターの長さは自ずと決まってきます。

３．選択肢を比較する

パターのデザインや重さ・ヘッドの大きさは、使い手が快適にコントロール出来るレベルが選択の基準となります。
パターを使用するグリーンが、高速グリーンなのか、重めのグリーンなのかにもよって、選ぶ基準が変わってきます。
ヘッドの重さフェースの硬さや打球音の大きさなども、距離感をつかむ際に大きな要因となります。
「大きく重そうに見える」ことと実際に感じる重さ。「金属的で硬そうに見える」ことと実際の打球感や打球音。
重ければ良い？ハッキリとした打球音であれば良い？コントロールがしやすいのかをより意識して比較することが必要です。

４．グリップの太さ

ブレードタイプには細め、ネオマレットタイプのような大型ヘッドには、太めのグリップが相性が良いとされています。
細めのグリップはフィンガーグリップで握りやすく、太めのグリップは、手のひらで握るパームグリップで握りやすくなります。
電車のつり革や、重たいカバンの取っ手を握る際に、ナックルの部分を曲げず指の関節を使用するタイプは、細めのグリップを。
反対にナックルの部分を曲げ、手のひら全体で握るタイプは、太めのグリップを使用するとパターをコントロールしやすく、安定したストロークを得ることが出来るでしょう。

トゥルーロールパターは、特徴的な円柱型のヘッドで、手の位置によってロフト角が変化することもありません。
我われは、バックスピンや不安定な無回転（スリップ）な状態を排除出来る、パターの未来の形だと思っています。
パターの世界で、パッティングで発生するゴルファー「共通の問題を解決するパター」という一つのカテゴリーを作りたいと考えています。
一人でも多くのゴルファーにパッティングの問題を解決できるか試していただけるよう、努力を続けてまいります。